B・N・Fがマスメディアに初めて登場したのは2005年12月8日、新規上場したジェイコムの株式においてみずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤注文し株式市場を混乱させたジェイコム株大量誤発注事件です。
発注ミス事件において個人利益では最高額となる。わずか10分程度の間に自己資金40億円以上を投入し、当日の売買益は不明ながらも強制決済による清算益だけでも約20億円超を稼いだ計算になるが当人は「いつもと変わらず冷静だった」語っています。
なんだただ運がよかっただけじゃないかとおもわれるかもしれませんが、
本当にすごいのは、普通の人間なら明らかな急激な下落した株をなにか悪いニュースがでたに違いないと、投資するのをためらうのが普通なのに、巨額な利益を得たことだと思います。
彼の投資スタイルは
- アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に
判断しています。
- 今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない
- 最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」
の値動きをチェックしている。 「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考と
いうことです」
- 以前の同氏は、下げ相場では「逆張り」が定石だった。常に1泊2日程度の“スイングトレード”を行ってきたが、「その時の地合の見
極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場
の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と話す。
- 選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。
- 「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」
彼は投資で破産した経験がないのにこれだけのことを言っています。
これは順調に成功する中で小さな失敗で学習する能力に長けているからだと思います。
野球で言うイチローなどといっしょで、これは天才としかいいようがないと思います。
また正確はいたって冷静で、数少ない生まれつき投資に向いてる人だと感じが伺えます。