「Ａさんに子どもが２人いる。うち１人は女の子であることがわかっている。もう１人が男の子である可能性は2分の１？」という質問を例にあげたが、この質問を使って、一橋大学で行なっている講義の受講生たちに簡単なアンケートの結果で興味深い結果が出ています。


その結果、○と答えたのは144名、×と答えたのは100名でした。もちろん○が正解です。こんな簡単な問題でも100人も間違えた人がいるのはすごく驚きです。しかも一橋大学の講義ですよ。


他にもルーレットで5回連続黒だから、次は赤だとかかんがえたりしませんか。

こういったものは独立事象といって前回の結果にはまったく影響をうけませんから、同じく2分の1の確立です。


株価でもそうで、2日連続で下落してるから上がるとかいった考えはまったく不合理です。そういった取引をされてる方は上の質問に正解できたとしても、まったく同じ過ちをしています。

まぁ相場の場合は人の心理が影響しますので、まったく関係ないといったらそうとはいいきれませんが・・・

まぁそれでもそういった取引をされてるかたは注意が必要です。

それで良い成果をあげていてもそれは、あくまで、たまたまで、そういった取引をされてるかたそのうち痛い目にあいますよ。

■合理的な考えができてますか