■買うと下がる、売ると上がる理由
投資を始めて、ある程度経験すると、自分が買ったら下がり、売ると上がるといった、誰かの陰謀によって操作されてるんじゃないかと感じだことがある人もいるんじゃないでしょうか。
なんで自分ばっかりと・・・そこにはちゃんと理由があります。
まずこういった投資家に多いのは、儲けをまるまる取りたくて底値で買って、天井で売ってやるといきこんで、取引をされてる方に多いです。
個人投資家の大多数が逆張りだといわれてます。逆張りはプロでも難しい投資手法です。
下 げているときに底値だと思って買ったとしても、買った瞬間に反転して、上がるのは稀です。底値がわかるほどテクニカル分析も発達していませんし、たまたま反転したとしても、それはあくまでたまたまです。毎年年利何十%も稼いでいる、プロ中のプロの投資家でも底値を読みきるこ
となんてほとんど不可能です
下げトレンドが継続され、不安になってすぐに売って逃げる、または損をちょっと回復したところで、最悪な状況よりはマシだと
いって、売る。こういった流れで買うと下がり、売ると上がるの繰り返しで損を拡大しているのです。
「ふんふんなるほど、じゃ、上がるまで待てばいいのか」と考える方もいらっしゃると思いますが、それはもっと愚かな投資のやり方です。その後、暴落してすべてを失うことになりかねません
じゃどうすればいいんだとおもわれるかもしれませんが、答えはひとつです。
順張りで取引をすればいいんです。基本はやはり順張りです。逆張りとは経験をつんだ投資家がやるものだと思います
よく投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」という格言がありますが、そういったスタンスで取引されてみてはいかがですか。
投資家の心理・哲学を考える(トップページ)に戻る