2ちゃんねるで学ぶ投資・為替

この人も有名ですから、知ってらっしゃる方も多いと思いますが、一応簡単に説明しますと、村上ファンドを創設した人物で、株主を軽視する経営者に対して株主総会などで経営陣を批判・叱咤することなどから、「もの言う株主」として注目を集めました。

その後、2006623日、証券取引法のインサイダー取引容疑で起訴されます。東京地検特捜部の主張によると、一連の取引で得た利益は30億円で、インサイダー取引としては過去最高額らしい・・・

運用資産額は20063月末、4444億円で、ファンドの運用利率は高く、同ファンド設立後2000億円以上の運用益を上げており運用利率が高い事から多額の出資を呼び込み急成長しました。

記者会見で平然と「金もうけは悪いことですか」といったことは有名ですね。日本の社会は金を稼ぐことが悪いことのようにとらわれるので、もちろん受け入れられるわけもなく、

マスコミは次々と叩きました。人間として好きかどうかはわかれるところでしょうが、投資家としての実力がトップクラスということは実績からいってまちがいないです。

彼のその信念はどこからきたのでしょう・・・

彼が小学校の時から、投資家である父親にマネー哲学を教えてもらっていて

父親は、

村上さんが小学生の時に、

『これがおまえの大学までの小遣いだ。これをどう使おうとお前の勝手だ!貯金しようと株に投資しようとお前の自由だ。ただし、投資するなら、オレが手を貸そう』

といって、100万円をぽんと渡したそうですね。 

村上社長は小学生の時から、日経新聞を愛読し、サントリービールを200株保有する小学生らしからぬ小学生だったそう。

大学の時はちょっとでも理屈に合わないことをいうと、どうしてそういうことをいうんだとくってかかる学生だったそう。

金儲け主義が悪いかどうかは人それぞれでしょうが、この父親のマネー教育は見習うべきところがあります。

■村上 世彰

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